訪問介護は、ホームヘルプサービスと呼ばれ、ヘルパーなどの資格者が利用者の居宅を訪問し、掃除、洗濯、調理、買い物から、入浴、排せつ、食事等、日常生活における基本的な動作の介護をおこなうサービスです。
訪問介護の担い手は?
介護するのは「介護福祉士」、「ヘルパー1、2級者」(平成25年4月より、介護職員初任者研修という資格制度に変わりました)など、研修を受けたり資格を取得されたプロの方です。
時には利用者の命やプライバシーに深く関わることになりますので、まったくの無勉強な方が介護事業に従事することはできません。
実際にどんなサービスがおこなわれるのか
掃除、洗濯、調理、買い物などの「生活援助中心型」と、入浴、排せつ、食事などの「身体介護中心型」があります。
一般的に、後者「身体介護中心型」のほうが、事業者に支払われる介護報酬と、従事者の給与は高いです。
ここに、介護保険では規定されていない独自のサービスを利用者の自費負担で盛り込んだりすると、新たなビジネスが生まれるかも知れませんね。
訪問介護がおこなわれる場所は?
介護保険法では、利用者の「居宅」とされています。
この場合の居宅とは、利用者のご自宅はもちろんですが、老人ホームなどの施設も含みますので、有料老人ホームに訪問介護事業所を併設して、サービスをおこなう事業形態などもあります。